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そんな私にジュンスは服も着ないまま近づいてきました。
「もしかして、僕の体見て、変な気起こしてる?」
目の先まで近づいてくるジュンス。
どうしていいか分からず後ずさりする私。
3歩下がるとすぐドアにぶつかり、それ以上下がれず逃げ場を失いました。
20cmくらいの距離まで来たジュンス。
ジュンスは右腕を伸ばしドアから自分の体を支え、左手で私の頬を撫でました。
「こんな事されたいの?」
全身から血が引く感じです。心臓が破裂しそう。
ドックンドックンという私の心臓音がジュンスに聞こえてそうなくらい心臓の動機が激しい。
私はパニック症候群なんでしょうか?
すぐに頭の中が真っ白になり、何も考えられません。
ただジュンスの目を瞬きもせず見つめるだけ。
するとジュンスの顔がさらに近くなってきました。
・・・まさか・・・。
ジュンスの唇が私の唇に重なりました。
一瞬、この空間だけが止まっている様でした。
これがキス・・・。
ジュンスの唇は柔らかくて・・・。
でも物凄く熱い。
なぜか右手を伸ばしジュンスの額に手を当てました。
平温とは思えないくらいの熱さ。
思わずジュンスを突き放しました。
驚くジュンス。
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