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目が覚めると制服は半乾き状態。
というより放課後だった。
「お-めっちゃ寝てたなぁ。つ-か…さむ!!」
2月半ばに外で寝るのはやめたほうが良さそうだ。
私は自分の腕をさすりながら学校を後にした。
次の日風邪をひいた私は誰もいない家で何をするでもなく
寝ていた。
私の両親はいない。
母親は私を捨てた。
父親は4年前死んだ。
祖父も6年前死んだ。
祖母は毎月お金を振込むだけだ。
完全に一人だった。
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