第1章、夢?幻?

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(やっぱりお前もリュウが心配なんじゃねえか…。) 「ユリ行くぞ。そっとしておいてやれ。あいつは、愛する男性の無事を祈るのに必死なんだよ。」 リュウがいなくなる前に、よく2人で一緒に寝転がっていた芝生の、近くの大木をチラ見して俺達はその場を後にした。 (久しぶりに明日はあそこで寝ようかな?夢でリュウに逢えるかもしれないし…。) 我ながら乙女だな…そう思い苦笑しながら。
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