453人が本棚に入れています
本棚に追加
「ユリちゃん悠くんおはよー。
おっ!今日は、ちゃんと私の言うとおりに悠くんを起こしたんだね。
偉いぞユリユリ。」
そういいながら突然入ってきた彼女は、ユリの頭を撫でる。
「何が偉いぞユリユリだ!
人の可愛い妹に物騒な起こし方教えるな!
ってか、人の部屋に無断で当たり前のように入ってくるな!」
「いいじゃないの。
結婚を約束した仲じゃない?
細かいこと気にしない。」
俺の言葉に動じることなく、彼女は笑いながら言葉を切り返してくる。
最初のコメントを投稿しよう!