第1章、夢?幻?

5/20
前へ
/148ページ
次へ
妹が何かほざいているが、俺はそれを華麗にスルーする。 その隣で不気味な笑顔を浮かべながら、何やらブツブツ言っている幼なじみに、得体のしれない恐怖を感じてるうちに学校についた。 教室に入り、自分の席よりも先にある席を確認する。 するとその席には、親の敵(かたき)を見るような怒りのこもった顔で、席をひたすら睨みつけている女生徒がいた。 女生徒は眼鏡をかけており、はっきりとは見えなかったが、怒りの形相とは裏腹に、その眼鏡のおくにはうっすらと涙を浮かべているようにも見えた。
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

453人が本棚に入れています
本棚に追加