序章【開花】

1/6
415人が本棚に入れています
本棚に追加
/118ページ

序章【開花】

 私はただ、愛しいあなたの側にいられるだけでよかったのです。  何故、私達はこうなってしまったのでしょう?  毎夜私はあなたに苛まれる。声で、指先で、その熱で。  始まりはあの満月の夜。そこから狂ってしまった。何もかも。
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!