序章【開花】

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序章【開花】

 私はただ、愛しいあなたの側にいられるだけでよかったのです。  何故、私達はこうなってしまったのでしょう?  毎夜私はあなたに苛まれる。声で、指先で、その熱で。  始まりはあの満月の夜。そこから狂ってしまった。何もかも。
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