プロローグ

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レイン「うぅ父さん…父さん…」 レインは既に死んでいる父に呟いた。 レイン「…分かったよ父さん……俺は自分の信じた道を行くよ…」 レインはそう決意して家を出た。 ルナ「お兄ちゃん!お父さんとお母さんは?」 ルナは家から出てきたレインに聞いた。 レイン「…殺された…」 レインは俯き悔しそうに言った。 ルナ「う、嘘だよね」 ルナは涙目になりながら聞いた。 レイン「ルナよく聞いて?父さんも母さんも魔族に殺されたんだ…」 レインは既に泣いているルナに言い聞かせるように言った。 ルナ「グスッ…お父さん…グスッお母さん…」 泣いているルナをレインがそっと抱きしめた。 レイン「ルナ…俺強くなるよ…誰よりも強くなる……誰よりも強くなってもう二度とこんな思いさせないから…」 レインは自分の決意をルナに打ち明けた。 ルナ「うん……うん…」
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