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ハルが苦しみ始めてから数分が経ちやっと痛みが引きはじめてハルは立ち上がる事が出来るようになった。
ハル「……何か変わった?」
ハルは始める前と変わらないので不思議に思いレインに聞いた。
レイン「そりゃそうだ、ほんの数分じゃ魔力がある実感は感じられないさ。」
レインはそういうと少し離れた場所に行きハルに聞いた。
レイン「魔力が増える前は中級魔法は使えたか?」
ハル「いや初級魔法三発が限界だった」
ハルがそういうとレインは片方の唇を吊り上げ、ふてぶてしい笑みを見せた。
レイン「ハル!俺の方に手を向けて、こう唱えてみろ!」
レイン「白き雷光よ聖なる裁きを与えよ」
レイン「【白雷-ビャクライ】……覚えたか?」
ハルは一度だけ頷いて呪文を詠唱し始めた。
ハル「白き雷光よ聖なる裁きを与えよ」
ハル「【白雷】」
ハルの手から白い雷が出てレインに向かって飛んでいった。
ハル「っ!?レインっ避けろ!!」
ハルは自分の唱えた魔法が予想外な程デカくレインに直撃したらタダでは済まないと思い叫んだ。
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