…幼き頃…

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幼き頃の僕は、今みたいに 内気な性格じゃなかった。 何故なら 友達が自然に出来るくらいの 明るさが僕にはあったから。 その頃の僕は 愛されてたのかもしれない。 だけど僕は 愛情を感じる事は出来なかった。 いつも思っていた、 『どうして僕だけおいてけぼりなの?』 『何でいつも独りにさせるの?』って だけど、おいてけぼりでも、 独りでもなかったはず。 なのにいつもどこか違う 僕に孤独を感じていた。 家族のノリについていけない。 人を敬う気持ちはないのか? 謙虚に物事を考える事はないのか? 僕は、4人兄弟の3番目、 兄弟関係の難しい所だ。 年上の顔色を伺えばいいのか? それとも年下の面倒を見ればいいの? いつも自分に問いかけ悩んだ。。。
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