§始まり§

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〈図書館…ここかな?〉 ―ガラッ 〈えぇと…あっ!居た居た♪〉 「おはよう!幸斗♪」 眼鏡をかけ、本を読んでいた男の子に話しかけた。 『おはよう、マリア』 返事をくれたらこの少年はマリアの幼なじみの櫻木幸斗だ。 『気分はどう?』 「今日は飲んで来たから大丈夫♪」 『ならよかった。今日は何時頃が良い?』 「お昼の時間が良い!」 『じゃあ4時限目終わったらマリアの教室に迎えに行くね』 「うん(*^∪^*)」 『授業そろそろ始まるから戻ろっか?』 「…………幸斗っ!」 『何?』 幸斗はクルリと後ろを向いた.
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