夜桜

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けれど、何も出来なかった。 教師も、学校も、仲間であるはずの彼女のクラスメートが何も出来ないように、何を試みても、俺もただの傍観者にすぎなかった…。 そして、昔と違って距離のあったせいか、彼女が不登校ということも、「普通」にしてしまっていた俺もまた、残酷だった。
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