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矢車は復活の儀式に取りかかろうとした。
「待てぃ!」
そこに現れたのは田所さんだった。
「大怪獣の復活など許さんぞ!」
どこでその話を聞いたのだろうか……。
とにかく、田所さんはカンカンである。
しかし、矢車は気にせず儀式を続ける。
「俺の邪魔をすると言うのなら、例え田所さんが相手でも容赦はしませんよ」
「それでも止める。とぉー」
田所さんは矢車に飛びかかった。
「えいえーい!」
矢車が呪文を唱えると、田所さんは眩いオーロラに吸い込まれ、消えてしまった。
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