恋愛成就の天使と悪魔

7/19
前へ
/635ページ
次へ
「中々良い心掛けだな、恋愛成就の天使らしく、お前の恋が実るようにサポートしてやろう」 「マジか!!」 恋愛成就のサポートなら、人の手を借りても良いよな。 「俺の名は武田信玄だ、宜しく頼む」 「豪華客船タイタニック号に乗ったつもりで、いるが良いぞ」 なんか、氷山にぶち当たって沈みそうな感じだが、まあ良いか。 「先ずは基本中の基本、告白の時に緊張しないように度胸をつける所から始めるぞ」 「いや、告白は普通に出来るんだが」 「馬鹿野郎っ!!」 ゴギャシャァ!! 「あがぁ!!」 右頬に鬼〇英吉に殴られたような衝撃が走った。 「告白を疎(オロソ)かにする奴は、30までチェリーを守り通して、魔法使いになると思えっ!!」 意味が分かんねえけど、何て熱い言葉なんだ。
/635ページ

最初のコメントを投稿しよう!

372人が本棚に入れています
本棚に追加