潜入!!春日山城

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「出て来ねえんなら、こっちから行くぞ」 仕方ねえ、戦うか。 「妙に城内が騒がしいと思うたら、主の仕業か」 俺の後ろから聞こえる怒りに震えた声。 「久々だな謙信」 最高の信玄スマイルで振り向くと、片手に長ネギ、髪はツインテールの初音謙信が居た。 「その格好はまさか!!」 「好きで、こんな格好をしとる訳でないぞ!!」 顔を真っ赤にして照れやがって、可愛い女だ。 「愛のある歌を歌いたいんだろ?俺のマイクで」 「下ネタすんなあぁぁぁぁぁ」 ベキャア!! 「ゴバァ!!」 謙信の殺人パンチにより、俺は障子を突き破り部屋に突入。 「何だ?」 「この大穴は、主の仕業か慶次よ」 「おおよ、曲者が居たからな」 「信玄以外にもおったか」
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