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「テメェ、ミカロス!!」
「お前は、ルシエルか!?」
謙信に続いて入って来た黒い翼の珍獣。
どうやらミカロスの知り合いみたいだな。
「此所で合ったが百年目、今度こそ決着を付けんぞ」
「望む所だ」
何だコイツら、仲が良い訳じゃないようだな。
「んだよ、全く話しが見えねえんだが」
頭をボリボリと掻きいてる慶次。
「ワッチもじゃ」
「私も全然分かんないよ」
「安心しろ、俺もだ」
話しに着いて行けない俺達をシカトして、何やら話し込んでいる二人。
「信玄よ」
「何だミカロス?」
「おい、謙信」
「何じゃ?」
「二人にはデートをしてもらう」
二人が同時に言い放った言葉に場の空気が凍り付いた。
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