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「お館様、一応聞きますが何をしております?」
絞るように声出し聞く、勘介。
「んあ、と〇ドラPに決まってんだろ」
白い歯を見せ、笑顔を向ける男。
「時代背景シカトかぁぁぁぁぁぁ!!」
神速とも言える、脅威的なスピードで走り、男の手元のPSPを蹴り上げる勘介。
天井にぶつかり、PSPは砕け散った。
「ああ!!俺のPSPがぁぁぁぁぁ!!」
「PSPがないじゃろ、名将武田信玄がなに普通にゲームしてるんですか!!」
座った状態の信玄に怒鳴る勘介。
普通なら、あり得ない光景だ。
「俺だってさ、甲州法度(コウシュウハット)定めるのに頭を使い過ぎたから、息抜きしたい時だってあんだよ!!」
立ち上がり、勘介に顔を近付け叫ぶ、信玄。
「甲州法度……ですか」
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