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「何ですか、この法度は、マトモなの最初だけで最後の方とか幸村個人に対する命令書になってますぞ」
「アイツ、イケメンだからムカつくも~ん」
頬を膨らまし、顔を横に向ける信玄。
「アンタは、子供以下ですかっ!!」
「いやさ、男は死ぬまで少年ハートだろ」
青春まっしぐらスマイルで、親指を立てる信玄。
ゴンッ!!
勘介の拳骨が入り、苦しむ信玄。
「ぬお……ぉぉ」
「全く、こんなアホ丸出しの法度を見せるためにワシを呼んだと」
怒りが収まらないのか、語気が粗い勘介。
「いや、お前を呼んだ理由は別にある」
「別にですか?」
左目で睨みながら聞く、勘介に対し頷く信玄。
「おう、とら〇ラPをやってたら、俺も恋がしたくなってな……身を固める意味でも良いと思わねえか?」
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