真実と揺れる心

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そしていよいよ放課後! 私たちは街へ繰り出した。 「わーいっ☆ 服~! 何買おう? どんなの買おう? あぁ~迷う~♪」 中心地に着いて、周りにはショップがいっぱい! 久しぶりに買い物に来た私は、テンション最高潮(笑)☆ 「はいはい! わかったから、ちょっと落ち着きなさいよ実結ったら(笑)!」 「はーいっ!」 そんな私を冷静になだめてくれる亜由美は、私と比べるとやっぱり大人だなって思う。 「ねぇ~亜由美~? 金矢先輩は、どんな服装が好みかなぁ? どうせなら、好みの服買いたいなって!」 「まぁ、そう思うわよね~! 大人っぽくするのが、年上には無難? でも、実結は小さいし、可愛いから、女の子っぽいのが似合うんじゃない? 似合うのが1番よっ♪ 目指せ、守ってあげたくなる女の子っ☆」 「確かに、私大人っぽいのは似合わないかも…。 じゃあ、女の子っぽいのにするっ♪」 ほんとは、大人っぽいのも似合うようになりたいんだけどな…。 って、ちょっと残念に思っちゃう。
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