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しばらく顔の赤みがおさまらない私たちは、それっきり黙ってしまった。
お互い?恥ずかしかったんだと思う。
するとそこに、新たな人影が。
「ほわぁーい!
早いね、哲に実結ちゃん☆
どしたの?
2人とも顔赤いよ?
あー!
哲、実結ちゃんに何かしたのっ!?」
いきなり現れたのは美佐ちゃんで、私たちをからかいつつ、大橋くんのほっぺをぶにーって触ってる。
「やめろよ!
触んなようぜーな!」
私はまたあの時のもやもやが渦巻いてきて、2人から目を反らした。
「実結ちゃーん?
どうかした?」
「何でもないよ…っ!」
美佐ちゃんは何も悪くないのに、話し掛けてきた美佐ちゃんに対してイライラして、少し強めの態度を取っちゃった…。
最低だ、私…。
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