66人が本棚に入れています
本棚に追加
「よしっ!
ジェットコースター行こうぜっ☆」
「ジェットコースター!?」
いきなりジェットコースターに乗ろうと言い出したのは、大橋くん。
ジェットコースター大好きな私は、思わず食いついちゃった(笑)。
「おっ!
桜井、ジェットコースター好きなの?」
「うん!
大好き~っ♪」
「じゃあ行こうぜ!」
「うんっ☆
…え?」
私が返事をし終わるより先に、大橋くんは私の手を掴んで走り出した。
…だめだ、顔赤くなるっ。
私は恥ずかしくなって、俯きながら走った。
けど、大橋くんは気にしてないみたい…?
ずるいよ…。
「ちょっと実結!?」
後ろから聞こえる亜由美の声も、私には聞く余裕がなかったんだ…。
最初のコメントを投稿しよう!