遊園地でトリプルデート!?

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悩んだ結果、結局私はまだ亜由美には言わないことにした。 何となく、自分がこれからどう変化するのか、分かってたからだと思う…。 こうしてる間にも、私の手は大橋くんに繋がれたままで。 大橋くんは、離そうとする様子もなくて、ジェットコースターに向かってどんどん進んでいく。 強引に繋がれた手。 でも私、嫌じゃ、ない…。 繋いだ手から、ドキドキが伝わりそうで怖くて、私は何も言えないまま、少しでも心を落ち着かせようと思いながら、ただただ大橋くんについて行った。 ジェットコースターに着くまでの時間は、恥ずかしさでいっぱいだったけど、幸せだ、って思えたんだ…。 「桜井? 着いたぞ♪」 「へっ? あっ、うん///」 ジェットコースターに着いて、大橋くんに声をかけられたけど、私はまだ顔が真っ赤で、大橋くんの顔を見ることなんか、出来なかった。
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