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「どーしたー?
俯いちゃってよっ!
楽しもうぜ~?
遊園地っ♪」
無邪気にはしゃいでる大橋くんは、可愛いと思えた。
「…っ///
て、手…っ///」
私はこの一言を言うのが精一杯で。
「手~?
…あっ!
わ、悪い…///」
私の発した一言で、やっと大橋くんは気づいたみたいで、慌ててパッと手を離した。
手を離された瞬間、少し寂しくて。
もっと繋いでいたかった…。
なんて思っちゃう私がいた。
でも、もちろんそんなこと言えるはずもなくて…。
「別に大丈夫、だけどっ///」
恥ずかしいのがばれないように、たった一言発しただけだった。
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