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パパは……………………いつもお土産を手にやってくる。
私達三人には夢のような時間だ！
ママは、いつも仕事で昼も夜もうちにいない。
だから………………………同じ敷地内にいる祖父母と、伯父さん夫婦に、お世話になっていたんだ。
子供ながらに遠慮もあった。
食べたい物だって欲しい物だって、我慢してきたんだ！
幼稚園のお弁当だって、いつも伯母さんが作ってたじゃないか！
ママは仕事？？
帰って来る時はいつも男の人が一緒！
そんなママを
私達は知らんぷりしてあげてたんだよ。
新しいパパができるんだから！！！
今までの事は全部許してあげる。
明日、友達に言うんだ！
「夏休みが終わったら転校する！」
って、友達とのお別れよりも、学校が変わる不安よりも
新しいパパへの期待のほうが遥かに上回っていた。
そして
夏休みが早く終わる事を、毎日祈ったんだよ！
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