プロローグ

2/2
43144人が本棚に入れています
本棚に追加
/395ページ
夢を見ていた。 真っ暗な闇の中に自分しかいない夢を……。 いくら走ろうが、いくら叫ぼうが、決して晴れることのない漆黒。 やがて、自分の身体すらも闇に呑み込まれていく……。 そんな時、一筋の光が自分を照らした。 それこそ自分が求めていたもの。 それが何故か、自分のよく知る人物に思えた。 あれは――  
/395ページ

最初のコメントを投稿しよう!