運命

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賢くんは車で自宅まで迎えにきてくれた。 私に最後に一度だけ 彼女気分 味あわせてくれるの? 食事にいった後は ドライブをした。 初めていった思い出の喫茶店は今でもたまにいくたびにこの日の事を思い出す。 お洒落な雰囲気のお店に何故かソワソワしてる彼に少し笑えた。 「なに笑ってんだよっ。」 少し照れながら話す彼の口元にはご飯粒がついてて また思わず吹き出した。 なんかこの人といると 優しい気持ちになれた。 顔に似合わず、おっちょこちょいで、たまにみせる笑顔に なんかもう このまま離れたくなかった。
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