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「待てっ!! 芋虫野郎!! そこの女に手を出すなっ!!」
その場面に出くわしたのは、みすぼらしい1人の少年。
身に纏う衣服はボロボロで、表面は黒ずんでいる。
見た感じ、地元の子である。
「たすけてぇぇっ!!」
芋虫に襲われている少女は、そんなことはどうでもいいようで助けのみを求める。
さながら、少女には少年が白馬に乗った王子様に見えたことだろう。
少年は、助けの声を聞くと同時に走り出した。
タタタタッ
「うぉぅおー!! オリャー」
少年が繰り出した、跳び蹴りは、芋虫のウネウネしたところ(腹部)に当たり、芋虫の体に食い込んでいく。
不意をつかれた芋虫としては、たまったもんじゃない。
口から紫色の液体を吐き出し、その場にうずくまった。
口から出た紫色の液体の方は、目の前にいた少女の体に付着し、ネバネバと彼女の体を浸食していた。
「きゃゃぁゃあゃあーーっっっ!!」
少女は、叫び声をあげた後、パタリと倒れ、意識を無くした。
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