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此処は、とある世界。
ヒトが「人」を造るまで科学が発達した世界。
ヒトとヒトが造りし人「戦士」との戦いも終わり、この世界では平和な日々が続いていた。
「じゃぁ、行ってくる」
そう言って空間転移装置に入った俺は振り向いた。
そこには俺の頼もしい仲間たちがいた。
俺達は、この世界の守護者なのだ。
「おう、行って来い」
「土産、頼んだぞ」
「・・・わかった」
「わたしもいきたいなー」
そういった声に送られながら俺は行く。この世界を見て回るのだ。パトロールっていうヤツだ。
空間転移装置が作動する。皆の姿が揺らぐ。次の瞬間にはこの世界のどこかにたどりついているハズであろう。そう、「ハズ」だった。
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