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此所は寒い②北の国
この国には焼芋が有りません。
でも、ある家の子がお母さんに駄々をこねました。
子『ママぁ~~!!僕焼芋っての食べてみたいよ(pωq。`)』
母『無理言わないの!この国には焼芋なんてないの!!』
子『なんで!?なんで焼芋ないの!?なんでなのママ !!』
と泣きじゃくる坊やに困り果てたお母さんの耳にラジオから…
ラジオ《(株)芋イーヨネはお芋が食べたいけど、食べられない…そんな辛い思いをしているお客様に、美味しいお芋をお届致します。場所が何処であろうと構いません。お芋が食べたいと言う方は是非お電話下さい》
それを聞いたお母さんは坊やに言いました。
母『坊や!もしかしたら、焼芋が食べられるかもしれないわよ!』
子『へ?本当ママ!!?』
母『うん、芋イーヨネに電話してみましょうね ^^』
子『うん∩^ω^∩』
お母さんは早速ラジオで聞いた電話番号に電話しました。
…数分後…
芋戸さんが愛用のバイクでやって来ました。
芋戸『お電話有難う御座いました。株式会社芋イーヨネ焼芋部部長芋戸と申します。ご注文の焼芋お持ち致しました(^-^)』
子『ママぁ~本当に焼芋のおじちゃんが来たよ!!』
坊やは芋戸さんを見て大喜びです。
母『あら②良かったわね^^すみません、こんな遠くまで』
芋戸『いえ②当社はお芋が食べたいお客様の為に、北は北極南は南極までお芋の配達をしてるので』
母『あら、凄いんですね^^*』
芋戸『いえ、お芋が好きなだけです(^-^)当社の自慢の焼芋をお食べになったお客様が嬉しそうになさってるのを見るのが一番の幸せです^^*』
子『おじちゃん凄いね∩^ω^∩』
芋戸『有難う(^-^)じゃあ、失礼致します』
母『はい、有難う御座いました』
子『ばい②おじちゃ~ん!!又ね∩^ω^∩』
芋戸『有難う御座いました(^-^)又のご了承をおまちしております』
そう言って芋戸さんはバイクに跨がり、会社へと帰って行きました。
p|Fin|qω・)
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