彼の名は…
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なんて説明すればいいのか、俺にもわからなかった。さっき会ったばかりだったからだ。 監督からはただ“11人目”だと言っていたので、おそらく… 「新入部員の飛田くんや」 と、確認も兼ねて彼の顔を見た。 するとまたさっきと同じように軽く会釈するだけだった。 「新入部員なんか入るんかい。佑星も辞めといた方がいいで。ここのサッカー部はもう終わりや」 と、修真は言った。
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