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会場に向かってる間、尚也とは懐かしい話や転校してからの話など色々と聞いた。
『ところで、なおは、学科どこ?』
「僕は、心理だよ。たっちゃんは機械とかでしょう?」
『外れです(笑)俺はなおと一緒の心理だよ。』
「本当!?またたっちゃんといられるんだね!?僕本当嬉しい!」
そお微笑む尚也をみて、彼のように素直になれたらいいかと何度思ったことか…
『そんなに嬉しいのか?まぁ、また沢山絡んでやるからな。』
気がつけば俺も笑顔になり、尚也の頭をモシャモシャしてた。
学科の席につくと周りは知らない奴等。だが、俺は隣りに尚也がいるだけでいいんだ。
学長の話なんかそっちのけで沢山話した。
何年もの時間を埋めるかのように…
なんとか入学式が終わり、お昼になった。
『なお、飯食い行くぞ。』
「うん。」
二人は駐車場へと向かった。
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