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俺は尚也に久しぶりにあった嬉しさもあり、気持ち良く飛ばしていた。   『このエンジン音がたまらないんだよ。これは…』   気付くと俺が一方的に話していた。   『尚也どうしたの?疲れた?』   …   『なお?』   「あ、ごめんごめん。」   『疲れるなら帰るか?』   「嫌だ!!」   尚也がそんな風に言ったのは初めてで驚いた。俺が唖然としてると   「あ、ごめん。…」   『つーか、お前謝りすぎ。俺らの仲だろ?』   「…うん…」   この時は全く気にとめてなかったことである。
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