1689人が本棚に入れています
本棚に追加
「………」
並んで歩く事数分。
校内に入る事数秒。
あまたの突き刺さるような視線があたしに降り注ぐ。
視線は凶器だったのか…
知らなかった……
「「相良くぅ~ん!!!」」
相良くんに押し寄せたファンクラブの大群に早々と弾き飛ばされたあたしは、
「あんた相良くんの何?」
「どーゆー関係よ!?」
別のグループに囲まれていた。
あたしと相良くんのカンケイ…
「体育祭委員のよしみ…?」
としか言いようがない。
.
最初のコメントを投稿しよう!