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「「はあぁぁ~!?」」
キーン。
女の子たちの怒鳴り声が耳に響く。
「まじありえないっ!」
「とぼけないでよね!!」
「あ!てかアンタ…ファンクラブのヤツじゃないっ!」
「マジィ!?」
そう言うと4人は品定めするようにあたしを眺める。
もう行っていいかな…?
「あの!今日はこの辺で!」
「あ、待ちなさいよっ!」
「ちょっとっ!」
女の子たちの声を背中に聞きながら、隙をついてそそくさと逃げ出す。
逃げるが勝ち!
相良くんがどうなったかちょっと気になったけど、とにかく下駄箱へと駆け出した。
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