対峙

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……… お父さんに怪しまれながらも「日直だからっ!」と朝稽古を早々と切り上げて学校に急ぐ。 シンと静まり返った校舎に入る。 「まだ入ってない…」 下駄箱を覗き込むと、あたしの上履きだけが入っていた。 まぁ…まだ7時過ぎだしね。 上履きはそのままにして、暫く物影に身を潜める。 「…何してるの?」 「ふぇっ!?」 下駄箱を見ていた反対側からの声に驚いて心臓がバクバクと騒ぐ。 ビックリしたぁ~。 「お、おはよう!」 とりあえず、朝の挨拶。 .
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