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最初はあんなにあたしの事を嫌っていた守山さんが。
他人との関わりを鬱陶しそうにしていた相良くんが。
あたしなんかを心配してくれている。
心がじんわりと温かくなった。
それだけで、十分だよ。
大丈夫。あたしは強い。
あんな嫌がらせなんかには屈しないんだから！
あとは…――。
朝見た、嫌がらせの犯人とどう話をつけるか、だ。
まだ本人に直接文句を言えるほど、頭の中は整理出来ていない。
…明日、もう一回下駄箱に行ってみよう。そう思った。
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