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暫くしてガタガタという椅子を引く音に何気なく隣を見ると、噂の相良くんがそこにいた。
バチッ
ちょうど、目が合う。
「や、ヤッホー」
「…ちわ」
とりあえず挨拶をしてみた。
なんだ。ヤッホーって。
どんな挨拶なのよ。
自分につっこんでいると、殺気をバシバシと感じた。
えええ。
委員長はシャーペンが折れるんじゃないかというくらいギリギリと握りしめている。
…何だか恐ろしいので、会議が終わるまでは隣を見ないようにして過ごした。
「…鈴木、サン」
「ほい？」
会議が終わってグデッとしていると、相良くんに声を掛けられた。
驚きのあまり、返事がおかしな事になってしまった。
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