愛惜

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「専務!村岡様は見つかったんですね。 こちらの方々は……??」 村岡の隣に立つ秋山や、現在紫炎の隣に立つ芽咲を見て紫炎に尋ねた。 「説明する。急遽もう1人接待する事になった。 村岡様のご友人の秋山様だ。」 そして紫炎は淡々と事の流れと今後の流れを経悟に説明した。 「分かりました。 樹さん、宜しくお願いします。」 「宜しくお願い致します。」 「取り敢えず、樹さん! 課長に電話して下さい。 電話を代わって頂ければ、私から課長の方には説明させて頂きます。その方が早いので。」 「分かりました!」 芽咲は課長に電話し、秋山は見つかった事を伝え、それから経悟に代わりこれからの流れを説明してもらった。 その間に秋山に関する取り引き内容や、契約内容、状態を紫炎に説明した。 「時間だ! 経悟、後は任せたからな。」 「了解いたしました。 お二人の接待に行きましょう。」 そう言い紫炎を前に、その右後ろに経悟、左後ろに芽咲が立ち二人を迎えに行く。 紫炎が二人に声を掛け、遅れて経悟が挨拶をする。 そしてパーティー会場に向かう事を告げ、案内をし会場に誘導した。 .
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