123人が本棚に入れています
本棚に追加
電車を乗り継ぎ約束の駅に着くと、改札口に伊吹の姿があった。
「先輩!おはようございます!!」
「おはよういぶちゃん!待たせちゃった?」
「大丈夫ですよぉ!今来たとこなんで♪それより、先輩お腹すいてませんか?」
「少しすいてる。早速お昼にしよっか?」
「はい♪実は今日のお目当ての紅茶屋さんにランチメニューがあるんです。行ってみませんか?!」
「わぁ!いいね♪行こっか!」
「はい♪」
早速二人は目的の紅茶屋さんに向かい、ランチとお茶をしに行く事にした。
(うわぁ〰!私服姿の先輩いつ見ても可愛いわぁ///!モデルさん顔負けだし、周りの人の視線が凄い!)
隣を歩く芽咲に道を行く人々の、主に男の人の視線が集まる。
綺麗な黒髪をなびかせて歩く姿はモデル以上。
色白の長い脚が、ミニスカートから覗かせる。
またその長い脚に似合うブーツ。
いつものスーツ姿も大人の色気が滲み出ているが、今日の私服で固さが砕けた姿は、とても可愛いらしい。
しかし、その隣を歩く伊吹も又人目を引く存在で決して引き立て役ではない。
少し明るめの色に、パーマで緩くふわふわと揺れる柔らかい髪。
小顔で目は少したれ目だがそこが優しげで可愛らしく見える。
彼女は世に言う癒し系で、守ってあげたくなるオーラを纏っている。
最初のコメントを投稿しよう!