恋路

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「まさか今日はこんな事になるとは思いませんでした~! けど、高梨先輩の頼みじゃ断われないですよね。」 伊吹は少し疲れた顔をして話す。 「高梨先輩にはお世話になってるからね! でもまさかこんな所で、高校の同級生に会うとわ! 世間は狭いなぁ~!ビックリしちゃった。」 「本当ですね! 鐘崎さんって面白くて気さくな方ですね! 話してて楽しかったです♪それにカッコいいし///!!先輩、いいんじゃないんですか//!?」 「何がいいのっ//!!止めてよ! 大ちゃんとはそんなんじゃないよ。 けど、久しぶりに話せて楽しかったわ♪」 二人で笑いながら歩く。 駅に着き、家の方向が違う為ここで別れる。 「先輩、今日はありがとうございました! また紅茶飲みに行きましょうね♪ 失礼します。」 「こちらこそありがとう!楽しかった♪ また行こうね? それじゃ、また明日。お休み!」 手を振り、お互いに歩き出した。 それから、一人電車に揺られ家を目指す。 .
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