恋路

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(ハァ~…、 やっぱり断られると思った…。 仕方ないからここは引いて、次の機会に回すか。 取り敢えず、秋山様の件を伝えておくか…) 『分かった、取り敢えずお礼の事は考えておいて。 それから、秋山様の事で伝えたい事があるんだ。』 「秋山様の事で………?」 『あぁ、実は今度秋山様の社が主催するパーティーがあってそれに芽咲も出席して欲しいんだ。』 「ええぇっ!!?私がっ?!」 『つい先日、秋山様から電話があってな。 まだ招待状は届いてないが、是非来てくれって。 また詳しい予定は招待状が届いてから説明するから。』 「分かった…。」 『大輝の事もまた何かあったら連絡して?』 「うん。」 『それじゃ、お休み…。』 「お休みなさい…。」 こうして電話は切れた。 秋山様のパーティーに参加する事に少し不安になる。きっとこの前の会合の接待のお礼なのだろう。 招待されたのなら行かないという選択肢はない。 (着て行けるドレスあったかな?また探しておかなきゃ…。大ちゃんにも連絡しよ。) 再び大輝に連絡を入れる事にした。 .
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