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その頃紫炎は、電話を切った後深くソファーに座り脱力していた。
(芽咲から週末の予定を聞かれるから驚いたが、少しでも期待した自分が恥ずかしいな……。
大輝とも会えるといいが、予定を調節しないと。)
休日にも関わらず、出張やら会食やらと予定が詰まっている為、中々ゆっくり過ごす時間がない。
(そういえば、そろそろアレも行動に移さないとな…。後は移動するだけだし、再来週には実行できるかな?)
なにやら紫炎は一つ大きな事を企んでいるようで、それを実行するのに着実に事を進めタイミングを図っていた。
(後は業者に任せるか。
芽咲にはいつ伝えようかな?経悟には伝えてあるし、移動し終わってからでもいいか……。)
どうやら芽咲にも関係あるらしく、経悟は事の内容を知っているようだった。
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