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「…芽咲、綺麗になったよ?」
少しの間の後に
大輝の真っ直ぐな視線と、少し照れた笑顔にドキッとしてしまった。
「そ、そんな事言って!
大ちゃん上手いなぁー!!何も出ないからね??」
そう言って恥ずかしさと動揺を笑いながらごまかした。
それからは、お互いの卒業後の話しや今の会社の話し等、他愛のない話しや冗談のやり取りをし、会話を楽しんだ。
大輝との会話は尽きる事がなく、ふと時間を確認すると予定していた約束の時間になっていた。
携帯を確認しても紫炎からの連絡はまだ来ていない。
「大ちゃん!
時間だけどどうする?
紫炎からまだ連絡は来てないんだけど……、」
「んー、
先にお店で待ってようか!お店の名前と行き方をメールすれば分かると思うから、先に行って待ってよう?」
「分かった!」
席を立ち、お店を出た。
先に二人で約束していたお店に向かう為移動する。
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