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芽咲自身は弦楽部のアンサンブルでの出演があり堂々のバイオリンソロを披露したのだった。
「懐かしいね?
まさかこうやってお酒飲みながら、話が出来ると思わなかった!」
「そうだな♪
まさかまた再会出来るとは!二人とも元気そうで良かったよ!」
「お前も相変わらず、変わってないな!」
三人で楽しく笑い合った。まるで学生時代に戻ったようで、懐かしい記憶がまざまざと甦ってくる。
しかし、楽しい時間はあっという間で、時計の針は速く過ぎていった。
「おっと!
もうこんな時間か!終電逃したらまずいな。
時間も時間だし、今日はお開きにすっか!」
大輝が時計を見て切り出す。
「そうだな、また時間がある時にこうやって集まって飲むか!」
「うん!」
紫炎と芽咲も席を立ち、三人で店を出て駅へと向かう。
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