幕開け

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お風呂場は人が10人ゆっくり寛いで入れる広さで、浴槽も広く、逆に広すぎて落ち着かないくらいだった。 軽くシャワーを浴び、急いで上がりパジャマに着替えた。 (パジャマブカブカだ!それに紫炎の匂いがする…///。なんか恥ずかしい…。) 少しソワソワしながら寝室へと向かう。 「紫炎、お風呂ありがとう…。」 声を掛けながら近づき見ると、紫炎は寝ていた。 お粥は半分残っていて、薬をしっかり飲んでいた。 救急箱から見つけた冷えピタを額に張る。 晩ご飯を食べていない事に気付き、ベッドの横に椅子を持って来て座り、紫炎の残したお粥を食べる。 (今日はリビングのソファーで寝よう。) そう思い席を立ったその時! .
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