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「芽咲、自分で会社に連絡出来るか?休む事を伝えて午後に病院行こう。会社を午後には上がるから病院に連れてく、診断書も貰わないと。」
「……分かっ…た。携帯…取ってもらって……いい?鞄…の中…。」
部屋の隅に置いてあった芽咲の鞄から携帯を取出し渡すと、自分の携帯を開いた。経悟に連絡を入れ、昼に上がれるようにスケジュールを調整してもらう。
「お粥食べれるか?薬飲むのに何か口にしないと。」
「……少し…な…ら…。」
「今作って持って来るから、電話入れて。」
キッチンへと戻りお粥を作る。先程剥いた林檎をすりおろし食べやすくする。
その頃芽咲は、上司に連絡を入れ休む事を伝え、伊吹にもメールを入れておく。病院に行きたくわないが、休むには診断書が必要になる為、病院に行かなくてはならなかった。
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