恋煩い

22/36
前へ
/153ページ
次へ
時間が経つのを忘れ、黙々と掃除を続けていたが浴室掃除も終わり時間を確認すると1時を回っていた。 掃除に集中しているとお腹のすきも気にはならなかったが、落ち着き時間を見ると、待ってましたと言わんばかりにお腹が鳴りだす。 キッチンに行くと、今朝の残りのうどんがある事を確認し、温めてお昼にした。 うどんを食べおわると満腹から来るのか、ウトウトし始め睡魔が襲う。寝ていたのに急に体を動かした為、少し疲れていた。眠気に勝てずそのまま身を委ね、ソファーの上で眠ってしまった。 ーーーーーーーーー ーーーーーーー ーーーーー ーーー ーー 暫くして目を覚ますと、窓の外は薄暗くなり始めていた。部屋の電気をつけ、時計に目をやると時刻は5時をさしていた。 (……こんなに寝てたんだ。紫炎が帰って来るのは8時かぁ…、時間あるし晩御飯作って待ってよう。もしかしたら食べて帰って来るかもしれないから、いつでも食べれるメニューにしとかなきゃ。) 一つ大きな伸びをして動き始めた。 冷蔵庫の中や食品の入った棚を確認して献立を考える。 (鶏肉に玉葱、チーズと牛乳もある。マッシュルーム缶なんかも揃ってる♪今日はチキンドリアにしよう!) 材料を取出し、料理を作り始めた。 .
/153ページ

最初のコメントを投稿しよう!

123人が本棚に入れています
本棚に追加