愛惜

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お風呂から上がりリビングで寛いでいると、テーブルの上に置いてあった携帯が震える。 手に取り確認すると、メールが一件。心当たりがあり、少しドキッとしながらも確認すると、やはり予想は的中しており紫炎からのメールだった。 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄今日は遅くまでありがとう。 芽咲が嫌じゃなければ、また時間があったら食事に行こう? また行ける事を楽しみにしてます。 今日はありがとう、お休み。 ______________」 お礼のメールと、いつになるか分からないが次のお誘いメールだった。 (こんな言い方ズルい…。 “嫌じゃなければ”って嫌じゃないし、寧ろ嬉しい…。 食事くらいなら別にいいかな…? 今日みたいに無防備になり過ぎなければ大丈夫だし、やっぱり避けるよりは、普通に接していたい……。) 少し考えてから当たり障りのないメールを返した。 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄こちらこそありがとうございました! また機会があったら是非。 お仕事お疲れ様。 ゆっくり休んでね?お休みなさい。 ______________」 メールを送ってから、布団に潜り込み目を閉じた。 そのまま数分もしないうちに芽咲は眠りについた。 .
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