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私は声の方に真っ赤になった目を向けた。
そこには、こんがり小麦色に焼けた肌の美少年がそこにいた。
「うるさぁい…どっか行け」
私は、指で涙をふき取って怒った。
「あ!!ちょっと、こっち来て」
そんな私の声は少しも聞いてないかのように、彼は言った。そして、私は、彼のいるベランダの手すりに、嫌々近づいた。
「なによ…!」
膨れっ面になって、言った。
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