高校

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高校1年 初夏 衣替えも始まり、白いYシャツが日に反射して少し眩しい。 俺は朝のホームルームは眠っていたので余計にそう感じた 「いつまで寝ぼけてんだよ」 ぼーっとしてたら、後ろから肩を叩かれた 少し痛い 振り返ったら伸也がいた。 片山 伸也-カタヤマ シンヤ- 身長163㎝ 空手部に入っている 髪の色が自然な茶色、いつも少し眠たそうな目をしている 彼は結構人見知りする タイプだ 「朝の話聞いてたか?」 伸也が空いた席に座りながら話した 「いや寝てた」 「今度から放課後に 進学教室が開かれるらしい」 「ふーん」 俺は机の中の教科書を 探しながら相槌をうつ 「参加しないか?」 「どういう風の吹き 回しだ?お前就職すんだろ」 顔を上げたらニヤリと口の端を上げていた伸也が目に入った つられて俺まで笑ってしまった。
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